NetaTalk

 OS-Xのleopardからはsambaを自動認識してFinderに表示してくれるので、Mac/windowsの相互運用がすごく楽になってる。ほぼ問題なく運用していたんだが、MacのBackupシステムであるTimeMachineを使うとなると、やはりafpの方がよいかな?と、NetaTalk導入。

install

普通にインストール。debian/etch用の現在のversionは2.0.3みたいだね。

#apt-get install netatalk
#afpd -V
afpd 2.0.3 - Apple Filing Protocol (AFP) daemon of Netatalk

 何にも設定しなくても、os-x側にmacintoshってボリュームが見えるようになる。アクセスできないけど。。。設定ファイルは/etc/netatalkに入ってた。

afpd.conf  AppleVolumes.default  AppleVolumes.system  atalkd.conf  papd.conf

設定

んーと?。apfdだけでいいからafpd.confだけいじればいいのかな?。

んー、macintoshのままかわらんぞ。。afp://192.168.11.9/ってやると"me6_afp"って出るな、-5002でエラーで落ちてる。。
 ググってみるとleopardからアクセスできなくなったらしく、os-xのplistを書き換えてやるとりあえず、先に進めるらしい。os-xのterminalを開いて以下を入力するらしい(どうやって探し出してるんだろ・・・)。

defaults write com.apple.AppleShareClient afp_cleartext_allow -bool yes

 とりあえずいけた。認証が平文になってるから出るらしいが、家の中だし認証すらめんどくさい感じだ(情報リテラシーの欠如か?)。。職場や研究室だとだめだけどなぁ。
 ここまでいじった設定ファイルはafpd.confとAppleVolumes.defaultの2つ。appd.confは

"me6_afp" -icon

 一番下に、ただこの1行を追加しただけ。

AppleVolumes.defaultの方は

# By default all users have access to their home directories.
#~/                     "Home Directory"
/home/afp               "afp"
/mnt/TimeMachine/os-x   "TimeMachine"

 こんな感じで。これだけ編集して、afpdを再起動すればOS-Xの"サーバーに接続..."からafp://IPアドレス/afpもしくは、afp://IPアドレス/TimeMachineでマウントできる。

 しばらく使ってみると、やはりsambaよりこっちの方がいいかも。最近はlinuxやらwinやら相互にやり取りすることが多いため、自然とファイル名に機種依存文字を使わなくなってるけど、昔のファイルには"/"とか使っているのがあった。この辺が普通に扱えるのがいいね。

 OS-XでTimeMachineを起動しても"TimeMachine"がでないなぁ。と思ったら、/mnt/TimeMechinが755になってた。これだとReadOnlyになってしまうので、/mnt/TimeMachineの中にos-xってディレクトリを作って、ここを777に変更。んで、ここをTimeMachineとしてOS-X側に見せるようにした。

<>

AVAHI

 ボンジュールの代わり。多分もう入ってて動いてる..

#ps -A | grep avahi
 2751 ?        00:00:00 avahi-daemon
 2752 ?        00:00:00 avahi-daemon
# avahi-daemon -V
avahi-daemon 0.6.16

 動いてるね。Versionは0.6.16だが、どんどん進化してるらしい。うーん。どうやって設定するんだ?。/etc/avahiを見てもそれらしき物がないな。。仕方ないのでavahiのDocを読む。/etc/avahi/services/*.serviceってファイルを作ってそこに記述するらしい。でもなんて書けばいいかわからない・・。そんなときはぐぐってパクる。とりあえず、/etc/avahi/services/afp.serviceを作って、パクってきた奴をコピーして再起動。

#touch afp.service
#vi afp.service  ←変種はxmlだったんで面倒なので省略
#avahi-daemon -k ←落とす
#avahi-daemon -c ←チェック、エラーがでなければ
#avahi-daemon -D ←起動。

 すると、afp.serviceで設定した名前で"共有"の所に出てくる。クリックしてみると"接続に失敗しました。"って出るね。ゲストアクセスできないからかな?。afpd.confでゲスト設定を有効にして、os-xが送るgesutユーザー名と合わせてやれば出そうだけど。。"別名で接続"をクリックしてユーザー名とパスワードを入れてやれば、普通に使えるようになる。

 と思ったけど、忘れそうだから、afp.serviceをメモっとく。めんどくせーなー。

<?xml version="1.0" standalone='no'?>
<!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd">
<service-group>
<name>ME6AFP</name>
<service>
<type>_afpovertcp._tcp</type>
<port>548</port>
</service>
</service-group>


 後日、停電して(間違ってブレーカーを落としちゃったんだが)再起動したら動かなくなっちゃった。サーバに接続からやっても-6602で落ちてしまう。ググってみると、BarkleyDBがどうたらこうたらで、.AppleDBを削除してからnetatalkをリスタートしろと書いてあった。なので/home/afp/.AppleDBを消して、avahi-daemon -k,avahi-daemon -Dと再起動してみたら、すんなり動いた。(2009.06.02)



 また動かなくなっちゃったぞ。Snow leopardにしたらつながらん。。どうやら、もうセキュリティアマアマ状態だとだめらしい。でもコンパイルするのやだなー。deb packageを探してみると、lennyのunstableならある。でも今はetchだ。ディストリビュートアップデートしてunstableをインストールするか・・その次のディストリビューションに入るのを待つか。squeezeからはnetatalk-2.0.4になってるね。うーん。squeezeはまだtestingなんだよなぁ・・。というこでしばらく放置。



 そしてsqueezeが出た。同じ設定にして動かしてみた。普通に動いた。(2011.02.20)

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