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2004.11.08

環境税?

 11月5日に環境税の最終案が発表されてた。京都議定書のためにとか、温暖化防止のために国民一人一人に使った分だけ負担しろというのは納得できる。でも、税収の使途を「温暖化対策」と「雇用促進など、企業活力の維持・向上」ってなってるところが引っかかる。

 色々調べてみると、各国環境税と同じようなものを取ってるみたい。大体の新聞記事などは平成12年度版の環境白書からの引用が多く、元ネタを漁ってみた。が、見つからない・・・。

 別の資料を漁ってみると、みずほ総研が2002年に、温暖化対策と税制という文章を発表してた。これによると、内閣府のアンケート調査で環境税の導入に対して、賛成、どちらかというと賛成という意見は74%もあったそうな。確かに聞き方によってはそう答えるよね。この資料にも出てくるように、ヨーロッパの各国も環境税は導入してて、どの国も一般財源にしてる。

 この調査資料で、「環境税を導入しGDP減少と共に雇用も減る。」というところから、「雇用の促進など」という言葉が入っているのかもしれなけど、どうにもなぁ・・、今の赤字体質等を見ると、ほとんど環境対策に当てないで、よくわからん所に使われちゃいそうだよなぁ・・・。

 ガソリン税だって、「この道路はガソリン税で作られています。」なんて書いてあるし、明確に目的税だから安心してたけど、道路公団関連の天下り企業に大量に無駄金が流れているのを見ると。一般財源にしちゃったら、もう何に使われているかわからん、って気がする。

 アンケートの仕方を変えて、「一般財源として環境税の導入に賛成か?。」って聞いたら74%もいないんじゃないかなぁ。。

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