freewill...

A Dialy Category

Archive

Contents

サーチする:
Amazon.co.jp のロゴ

2005.01.23

げ、特定外来生物にブラックバス指定がに!?

 例の特定外来生物規制法の対象にブラックバスが指定されることになったそうな。。。と言うのは、以前指定するかどうかの決定は半年先送りってことになって、ブラックバスをどうするかと言う小委員会を開いて、そこで議論することになってた。これが1月19日の話。ところがその後の21日に環境庁担当大臣である小池百合子が会見を開いて「指定が望ましい」「政治的な判断は我々がする。」なんて言っちゃって指定決定。

 なんだかなぁ。まぁアングラーとして半年遅れてもどうせ指定されるから一緒だろうという感じはしてたけど、この行政体質っていうか、そっちに飽きれた。日本人ってそういう体質なのかねぇ?。ボスがいて、特定の事項に付いて小委員会に”考えろ”と言っておきながら、出てきた結論には”No”。考えて動いてきたことすべてぶちこわし。職場でもあるよね、「こんなこと、この時期までにやりたいんだけど。」って言われて「無理。」って答えて「じゃぁ代替え案を考えろ」と。。「代替え案考えました。」と出すと「やっぱ最初のでなきゃだめ。」って。やってきたことすべて水の泡。まぁその発言を受けてそのままリストに入れちゃう方も問題だけどな。。

 しっかし、最近このネタやら、Winnyの公判記録とかも見てるんだけど、自分がよく知っている分野って言うのは、マスコミやら警察やら全然現実をとらえてないよね。ものすごくいい加減で思慮が浅い。他の政治系ニュースやら海外のニュースやらは、知らない分野なんである程度信じてしまう部分はあるけど、知ってる分野に関してはでたらめ度70%くらいだ。それを考えるとニュースなんかも、あんまり信じるベキではないよね。

 一応引用しといた。下にでてくる「写真家の秋月岩魚さん」って人はバスの写真撮ってたらしいんだが、ほされちゃったので逆恨みに「バスは害魚だ、生態系に影響を与えるので駆除すべき。」と言ってるらしい。逆恨みの所は本当かどうか知らないけど、バスの写真撮ってたのは事実だった。まぁその中で危険であると判断したのかもしれないけど、生態系を語るなら人間が一番害動物であるってこと考えないと。この人の発言ってそこが抜けてるのよね、俺の中では浅い考えしか持っていないぺらぺらな人のイメージ。地球規模で考えたら人が増えてバスが移植されてしまうのも自然の摂理。こういう問題がおこってやるべきでないとか議論が始まるのも自然の摂理。何100万年って規模で生態系ビラミッドが形成されていくよ。今はピラミッドの頂点の人間が多すぎてバランスがとれてないだけだ、餌が減れば人間も減る。今は過渡期なんだよキット。

<オオクチバス>一転、「特定外来生物」の指定リストに

 環境省は21日、特定外来生物被害防止法に基づき輸入や移動などを禁じた「特定外来生物」の指定リストにブラックバスの一種のオオクチバスを入れる方針を決めた。19日には釣り関係者への配慮から指定を先送りしたが、21日の閣議後会見で小池百合子環境相が「指定が望ましい」と発言し、一転、リスト入りが決まった。
 19日の会合では「地域的な在来生物の絶滅をもたらしうる」などと指摘する一方で、指定前に駆除のあり方の検討が必要とされ、指定を半年間先送りした。
 しかし、21日、小池環境相は「(ブラックバスの)指定が生態系を守る法の趣旨に沿う。政治的な判断は我々がする」と指定に強い意志を示した。これに対し同省幹部は「全く青天のへきれき」と語る。というのは、事務方は同日の専門家会合のため、半年先送りという方針で各委員の根回しをしていたからだ。この幹部は「新聞で『先送り』などと報道され、最後に決断したのではないか」と話している。
 環境省の幹部のもとにも自民党の国会議員から指定に関する賛否両論の意見が寄せられた。その中で環境省が先送りを決めたのは、指定後に駆除を進めるためには、釣り関係者の協力が欠かせないからだ。バス釣りの市場規模は年間約1000億円とされ、経済規模も無視できない。
 ある幹部は「釣り関係者に配慮しなければ、指定リストをまとめるのに支障が出る可能性があった」と漏らす。だが、このような水面下での動きに小池環境相が反発。「先送りは(反対派に)いいように受け止められ、問題点を感じる」と結論をひっくり返した。
 北米原産のオオクチバスは繁殖力が強く、在来魚の稚魚などを食べるため、生態系への影響が広がっている。【河内敏康、去石信一】
 ◇「指定は当然」
 ブラックバスの生態系への影響を訴え続けてきた写真家の秋月岩魚さんは「環境省の当初の先送り案は釣り業界など経済への影響に配慮したものだが、日本の生態系への影響を考えれば、指定は当然だ」と、小池環境相の判断を歓迎する。
 駆除を進めるのは簡単ではないが、「バス釣りでもうけてきた釣り業界にそのための費用を払ってもらったらいい」と指摘した。また、芦ノ湖(神奈川県)などバスを漁業権の対象魚種に定めている四つの湖以外でもバス釣り大会が開かれていることについては、「生態系を守るという法律の趣旨に反することになる」と訴えた。
(毎日新聞)


 あー激しく固い。

Category:Fishing

Top 前へ戻る