"Live In The Lou/Bassassins" Story Of The Year
最近お気に入りのエモ/スクリーモバンドのStoryOfTheYearがライブ盤を出したので買ってみた。ふーん、DVD付きなんだ、と思っただけであまり気にもせずにポチットしたんだが、よく考えたら輸入盤だしリージョンが違っててDVDプレーヤーで見れないかも!。とか思ったけど、リージョンフリーでした。
MTVなどで「このジャンルは演奏力が大事なんだよ。演奏力のないバンドが多すぎるぜ。」なんて言っちゃってるけど、まさにライブバンド。ライブならではのリズムの揺れはあるけど、基本的にはタイト。音楽の3大要素、リズム、メロディ、ハーモニーの中で、一番の重点項目はリズムだと思ってるんで、こういうリズムで変則的にフェイクをかけてくるバンドって面白いのよね。そのフェイクをかけたところできっちり決めてくるし、演奏のダイナミックレンジも広い。フォルテシモはきっちりフォルテシモ。
ヤバいよこれ。iPodminiに入れて電車で聞いてたら、きっと自然にヘッドバンキングしてるね。頭ふりふり変な人だよ。DVDのライブ映像でももうみんなノリノリ。ドラムがうまいバンドっていいねぇ・・・。
このまえj-waveでQueenを語ってたオペラ歌手の錦織健は、日本人はリズムハーモニーよりもメロディに重きを置くようだと言っていた。歌舞伎にしろ雅楽にしろ、リズムよりもメロディーなんだと、へたすりゃリズムなんかどうでもいいと。Queenが日本で受けたのは非常にメロディを生かす方法をとるからだと。だからRipSlimeとかのリズム音痴なものでも平気なんだろうね。俺はやっぱり最重要項目はリズムかな。いや、音程はずれちゃってるのなんて論外だけどね。
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