|
冷遇されてる?日本の理系
工学部が定員割れ間近だそうな。まぁそりゃそうだ。”文系に比べ平均生涯賃金が1億も下回る”という報告がされ、先日のように”過労死が増えてる主にエンジニア”なんて報道されりゃだれも理系なんか行こうと思わないだろ。そんな報道に対して当のエンジニアも、"ノーベル賞を取るほどの田中さんでも、あんな待遇。"、"ろくな事無い"という始末。同じくエンジニアな俺も、給料安いし、文系にしとけと言うよ、やっぱりw。
国立大 工学部離れ深刻 岐阜大が志願状況調査 倍率「2」以下も
全国の国立大入試で、工学部系の志願者数が2002年度から06年度にかけて大幅に減少、志願倍率が2倍を切る大学が増えるなど深刻な「工学部離れ」が進んでいることが、岐阜大の調査で24日分かった。
調査した同大の黒木登志夫学長は「社会が物作りの担い手を多くは必要としなくなってきたことや、中高生の理数離れなどが背景」と分析。大学関係者は「将来の研究開発力低下につながりかねず、『技術立国』も難しくなる」と危機感を強めている。
岐阜大は、各大学の工学部、システム工学部などを「工学系学部」と分類。全国87の国立大のうち58大学の志願状況を調査した。
2002年度と06年度に実施された入試(前期日程)を比較すると、計約2万人の募集に対する志願者は約6万4000人から約5万3000人に約17%減少。平均倍率は3.3倍から2.7倍になった。この間の18歳人口は約9%の減少で、少子化を上回る勢いで人気低下が進んでいる。
同期間の倍率を比べても「1.9倍以下」の大学(学部)数は2から7、「2.2倍以下」は8から20に増えている。
黒木学長は「初歩的な物理数学が分からない学生でも入学できるようになれば、授業レベルも低下する。2倍を切るような状況は危機的」と指摘。大学が能力で学生を選べるよう、入試改革の必要性を強調している。
調査結果は今月の国立大学協会の総会で明らかにされ、各大学の学長からは「これでは優秀な学生が選べない」「理数教科を重点指導する『スーパーサイエンスハイスクール』を3倍にすべきだ」などの意見が出た。
=2006/06/24付 西日本新聞夕刊=
でな、ちょっとこのニュースを漁っていたら、ものすごーく悲しくなるblogをみつけた。シリコンバレーの給料。ひえぇー、日本のエンジニアの5倍!。日本のエンジニアって冷遇されてるんだねぇ、やっぱり。日本のエンジニアなんて、下手すりゃ生活保護以下なのにねぇ。。
って、シリコンバレーだけいいんジャマイカ?、とちょっと漁ってみた。アメリカのエレクトリックエンジニアの平均は$54,188。シリコンバレーほどじゃないじゃん!。と喜んでみた物の、日本円換算すると623万円。やっぱり日本よりはいいね。ついでにイギリスも。21,913くらいっぽい。ポンドで書かれてもわからんな。yahooファイナンスによると1ポンド=211円だそうだ。日本円換算すると、461万円。これもやっぱり日本よりいいかな?わからんけど。。ドイツはどれくらいだ?と見つけてみたものの、単位がわからん・・。どこかを基準にして比較しているみたいだけど、エンジニアはチューリッヒが一番いいのはわかった。日本が比較対象に入って無いのは、EU諸国に取っては日本のエンジニアは奴隷と映ってるからだろうか。
まぁ日本は相当低いってのはわかったよ。この現実を見ると、工学部の倍率が2倍もあるのが奇跡に思えるね。未だにこんなに高倍率ってことは、高校生が如何に現実を知らないかってことだな。すでにミスを犯して工学部に入ってしまった学生諸君。外資系に就職するか、文転を勧めるよ。
検索の途中で関係ないところを見つけて更に鬱。給与相場シミュレーター。やってみた。職種別の最低近辺だったorz。今の仕事のプロジェクト長は無能そのものだが、世間的にみれば俺も無能なのねorz。
Category:Other
| |