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2006.07.31

生活者のマインド低調だと

 景気回復、ってどこか?。給料は5年先輩の5年前の給料に遠く及ばない、どころか5年前からほとんど変わってない。年金は入らないのは確定的。会社員も簡単に首にできる制度がちゃくちゃくと進行中。400万円以上ただ働きさせれる制度(ホワイトカラー・エグゼンプション、またの名をサービス残業合法化法)も自民党の圧制により、おそらく法律化される。

こんな中やる気なんて出るわけねーよなぁ。。

 と思っていたら、世の中の人も同じなのね。

景気回復も諦めムード 生活者のマインド低調 読売広告社調査

 景気は回復基調といわれ、構造改革、格差拡大など賛否両論の小泉政権も残すところ1カ月だが、生活者のマインドはどう変わったのか-。

 読売広告社(東京都中央区)がまとめた「読広生活者調査 Canvass2006」によると、社会に対するイメージは「陰鬱(いんうつ)」だったり「不透明」「危険」といったものが多く、「自分たちではどうすることもできない」といったあきらめムードが日本の老若男女に広まっているという。

 これは生活水準や職業、学歴、住居形態などから「低群」に分類された人たちに顕著で、ライフスタイルも積極的に社会にかかわるより、人並みだったり、自分が楽しめる生き方、自由の多い生活を求める傾向が強まってきているという。

 「読広生活者調査Canvass2006」は、1999年から実施されてきた調査で今回が7回目。東京と大阪に住む13歳から69歳までの男女1715人を対象に実施した。時期は昨年11月。

 社会のイメージについて、元気があるかないか、明るいか暗いか、安全か危険かといった質問には、「元気がなく、危険で不安」といった要素への反応が高く、社会に対してネガティブな印象を抱いている人の多いことが分かった。格差の広がりから来る「不公平感」や自分ではどうすることもできない「無力感」も強まっていて、景気の回復も庶民層には恩恵をもたらしてはいないようだ。

 調査では、収入の多さや職業、学歴、ライフスタイルなどから「高群」「中群」「低群」に生活者を分類しており52%が低群、14%が高群に所属している。高群の53%が社会への貢献意欲を持っているのに対して、低群では23%と差が開いている。「やりがいのあることをしたい」意欲も高群の50%に対して低群では32%にとどまっている。

 逆に「その日を楽しんで生きたい」は高群が16%で、低群は25%。社会の半分を占める低群で、将来への不安を抱き、政治への関心は低いなかで、家庭や恋愛といった身近な楽しみに幸福感を抱く傾向が強く出た。一方の高群ではおしゃれを楽しみ、知識や教養を得るための努力も惜しまず、やりたいことにはお金をかける傾向が強い。

 こうした結果から読売広告社では、企業などが商品やサービスを打ち出す場合、低群には家庭志向、個人志向をつかんだサービスや、社会から隔絶されている意識を補うサービスが有効とみる。一方、欲求のためなら投資を惜しまない高群には、満足感を与えるサービスがうけることになりそうだ。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 7月31日8時32分更新


 自分がどこに属するのかわからんが、気になるポイントが1、2つ。「自分ではどうすることも出来ない無力感」ってのはその通りだな。”将来への不安を抱き、政治への関心は低いなかで、家庭や恋愛といった身近な楽しみに幸福感を抱く”って、家庭や恋愛って一番身近じゃないな。。

 そんな中、じゃぁどうしたら現状を打破できるか、抜け出せるか考えてみると、とりあえず、職場の管理職連中がいなくなることだな、wikipediaで団塊の世代を調べてみるとわかるが、管理職の世代はそのまま団塊の世代なわけ。2007年問題で、技術の継承とかなんとか言っているが、残る世代からすれば、今までのしがらみを残して行くとしか思えない。

 私たち団塊の世代Jr達は超就職氷河期にあたったので、各会社での人数は少ないが、団塊の世代は無駄な程いっぱいいる。で、公務員のように天下りがない(公務員の場合役職がもらえない場合、天下りさせることで、役職の変わりにするらしい)ので、社内にポストが必要になる。当然無駄なポストがいっぱい・・・。無駄な部署がいっぱい・・・。wikipediaに書いてある「彼らの古い時代の考え方が今の若い世代には理解出来ないことも多く、そのことが現代社会の歪みを生む原因にもなっている。」なんてまさしく!。理解できないどころか、無能者に思えてならない。今の社会に適応し、柔軟に振る舞えているのは1/10くらいだろうか。残りは邪魔をしているのではなかろうかと疑うばかりだ。

 ま、社会非適合者に属する寸前の俺が言うこっちゃないけど。。この調査読売広告社のニュースリリースをみると3万円するのね。ちょっと見てみたかったがこの金額じゃイラネ。

 ついでに、団塊の世代Jrをwikipediaで調べてみると、

その一方で、「団塊世代以上に、使えない団塊ジュニア」の存在も大きい。国際数学オリンピックで、一番ふがいない成績を弾いたのがこの世代である。スポーツにおける、メダリストの数も少ない。その不毛の中、1980年代生まれ以降の有望な才能が次々と育ちつつあり、後進の世代からも嫌われる格好となっている。「横並びで目立たずに生きる」のか「人を倒して生きる」のか判断できないまま結婚適齢期も過ぎてしまい、競争力に欠け趣味も平凡という研究結果もある。

 だってさ。当の団塊ジュニアから見ると、数学オリンピックもメダルの数もそれほど関心がないんじゃないかな?。最後の1行は実に適切にとらえてるね(笑)。競争力に欠けというより、全盛期を迎えた団塊の世代がつくりあげた社会への適応と、新しい社会への変化点のバランスを取った結果、そうなってしまった。ってところだね。各世代、社会背景を見れば、世代ごとの性格は必然的だよね。。

Category:News

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