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2007.09.10

実質GDPマイナス

GDP、年率1.2%減 設備投資の伸び落ちる

 内閣府が10日発表した4〜6月期の国内総生産(GDP)2次速報は、物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整値)が前期比0.3%減(年率換算1.2%減)となり、8月13日に発表した1次速報の0.1%増(同0.5%増)から0.4ポイント(同1.7ポイント)下方修正した。マイナス成長は06年7〜9月期以来、3四半期ぶり。設備投資の伸びが大幅に落ち込んだことが、マイナス成長となった主な要因だ。

 景気実感に近い名目GDPも、1次速報の前期比0.3%増(年率1.1%増)から0.2%減(同0.7%減)に引き下げられた。


 だそうな。国内総生産ってなんだっけ?。漠然と経済成長率と同意と理解してるけど、中学の社会科でやったことなんてもう忘れちゃったよと、wikipediaで見てみると、

国内総生産=雇用者報酬+営業余剰+固定資本減耗+(間接税-補助金)
国内総支出(国内総生産)=民間消費+民間投資+政府支出+輸出-輸入

とある。記事には民間投資が落ち込んだ事が主な要因となってる。

 景気は緩やかに拡大というが、実感している人はどれだけいるんだ?。物は相変わらず低価格化進行中。給料は相変わらず上がらないよな。
んで、気になるのは最近のねつ造問題。実質GDPもなんか色々細工すると上げたり下げたり出来るんじゃないの?。

安倍政権が進める成長路線としては、景気が鈍化してたらあまり印象がよろしくないわけだ(いや・・既に全然印象よくないけど)。

 そこで、この計算式を見てみると、操作出来そうなのは補助金と間接税、政府支出くらいか?。
国内総生産を上げるためには補助金を下げればいいんだ。もしくは税金を上げればいい。
あれ?。そういえば、この前低率減税廃止されたよな。徐々に減税廃止して実質GDP操作してるのかな?。
それが一段落して、雇用車報酬、結果としてGDPマイナス成長?。
この補助金が減税を含むのかどうかわからんけど、なんかこういう印象操作ってのもありそうな気がする。

 と思って、資料探してみた平成19年4-6月期四半期別GDP速報
残念ながら、補助金による操作とかはなさそう。。これは速報値だから、今回の発表とはちがうんだが、民間設備投資とか以前に住宅消費が冷え込んでるのね。

金利引き上げがあって、その前の駆け込み需要の反動なんだろうか。それを考えたら、民間の設備投資だって、金利が安い内に銀行から借りて設備投資しておこうと思うような気がするんだが。思いっきり素人?。

 内閣府の資料漁ってたら、国民生活に関する世論調査報告書ってのを見つけた。
現在の生活についてってところを開くと、"「向上している」と答えた者の割合が4.8%,「同じようなもの」と答えた者の割合が70.3%,「低下している」と答えた者の割合が24.5%となっている。"だって。

向上してるなんて思ってる人は極わずか。やっぱり、数値だけの経済成長なんだなという気がする。


世論調査を見てると結構面白い。

例えば、収入に対する満足度。男性は不満が増えているんだが、女性は満足とする人が増えてる。男女雇用機会均等法の成果か?。

生活の程度の所を見ると、自分は世間一般からみてどの程度と思うかって内容だが"「中の中」と答えた者の割合が53.8%"。やっぱり日本は総中流社会?。

ここでも、女性は「中の中」と答えた割合が上がってて、男性は「中の下」って答えた人が増えてるんだよね。この前どこかで「結婚相手は自分の年収の2倍ないといや」って人が7割近いという記事を見た。そりゃどんどん、晩婚化進むわな。。

 そういや、国勢調査で俺なんて答えたってな。。確か、生活の程度とか「下」って答えた気がするな。日本の今後も今まで通り先送り先送りで、対策手遅れになりそうな気がするよ。それもアメリカのサブプライムローンの焦げ付きとかじゃなく、プライム層で(サブプライム層はありえん。日本の銀行ってサブプライム層に金貸してくれないし)。

Category:News

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