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2010.09.24

尖閣諸島:船長釈放

 処分保留のまま、船長釈放?。え?、何?。これはいったい・・・。どう解釈すれば良いのだ?。

1)検察官がビデオを書き換えてしまいました

ということで、証拠不十分、処分保留で釈放?。ビデオがなかったという事?。海上保安庁のミステイクなのか?。

2)検察がビビって釈放

これだと、日本では、コンビニで暴れて、ビデオに映って証拠があっても、刑事事件には問われないってことになってしまうな。ようこそ北斗の拳の世界へ。

3)尖閣諸島は日本の領海ではない

じつは、日本人はだまされてて、歴史的にも尖閣諸島は中国の領土だった。海上保安庁も日本の教育を受けているので、尖閣諸島は日本の領土だと思い逮捕してしまったが、実は違ってて、日本には権限がなかった。中国ごめんなさい。ってことか?。

4)ごめんなさい中国様々様々

中国様、日本をいじめないでください。もう尖閣諸島はそちらの領土でかまいません。法なんてどうでも良いです。すべて中国様の言う通りにいたします。

 さて、どれ?。那覇検察が「日中関係に配慮し・・」などと言っているという事は、2)ですか?。もはや日本は法治国家でもなくなってしまったと。三権分立って裁判所が司法権だと思うけど、検察庁は行政下にいるということは、起訴されなければ司法権までいかないってことか?。ということは、法の番人の意味がないな。日本では法律を犯しても、中国様にお願いすれば、何でも無罪放免になるってことかな。

 どんな裏があるんだ。経済的な影響を考えて政府が圧力をかけて釈放したのか?。だとしたら、もう手遅れのような気がする。チャイナリスクの大きさが考えていたよりも大きいと認識し、民間企業は中国から手を引いて行くような気がする。おまけに国内からすれば、尖閣諸島を中国に与えてしまったと解釈できるし、政府(民主党)が中国に屈したと解釈もできる。支持率急落の可能性大。このまま行くと20年後には中国日本省の出来上がり。

本当に那覇検察が、勝手に、政治的配慮をして不当な釈放をしてしまったのならば、もう検察は機能していないということになる。少なくとも、検察が釈放理由として「日中関係に考慮し・・」とか言っちゃいけないんではないだろうか。実は、すでに公務員様の暴走は始まっており、公務員様の不利益になるようなことをした人物は、検察の思うがまま、証拠をでっち上げたりして、死刑にされているのかもしれない。

 これ、ヤバいよねぇ。法治されていない中国がGDPで世界第2位と急成長し、軍備を増やしていいる状況でこの事件が起こって、世界的にも結構注目されていたと思うんだけど、日本はなんの抵抗もできずに負けてしまった。中国側も、領土問題として捉えて抗議していた訳で、日本が折れたとなれば、中国からしたら、「釈放したということは、尖閣諸島は中国の領土と認めたという事だよな?。」と言われても何の反論もできない。とすると、他に揉めている問題も同じ方法で全部言いなりにできるということになってしまう。また、中国当局に勾留している日本人4人に対して、中国人船長を釈放したからといって、中国側が解放するとは思えない。見せしめ処分とかやりそうな気がする。

Category:News

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