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ハンドメイドルア−6(コトコトペンシルベイト)

(2012/08/11完成)



 河口湖での初夏、ラパラのスキッターウォークにしか反応しない時が有った。でも、スキッターウォークって海用なのよね。浮力が強いので、淡水だと浮き過ぎ。アタックするんだけど、乗り切らない。そこで、コトコト音がして、もうちょっと沈むペンシルが欲しいなぁ〜と。



材料の切り出し


 まずは、材料の切り出しからだ。ホームセンターで売っていた、直径15mmの棒。

大体10cmくらいかな?。まぁ適当に欲しいサイズに切る。ここまでなら、普通のペンシルと一緒だが、更に適当に4:6くらいに切る。なんでかというと中にラトルを入れるから。

適当に形を整える。ペンシルなので、普通に前後を削るだけでいいかな?。音が重要なので見た目は別に・・。


穴あけ加工


 ここからが本題。いきなりドリルを持ち出して、中をくりぬく!。ドリルって行っても、電動ドライバー兼ドリルで大した物ではなく、充電式の奴。パワーも無い。

こいつで

くりぬく!。ドリルの太さは10mm。深さは短い方がが1.5cmくらい、長い方が2.5cmくらい。ラトルを入れる場所なので、あまり長くストロークを取る必要も無い。

そして、頭とお尻に2mmの穴をあけて貫通させる。ヒートンは不安なのである。


針金を通す


内部にフックとヘッドアイ用の針金を通す。

まずは、輪っかを作って、左側の真ん中から。で、左右に分けて、片方は断面へ、片方は頭へ。頭側は針金を出してから、くるっと回して丁度良い輪っかに成るまで断面側から引っ張る。


ちょっとテスト


 ちょっと不安なので、浮くかテスト。

こんな感じで、フックを付けて、断面をマスキングテープで止める。中には丸くしたラトルのためのガン玉が1つ。ガン玉は音と姿勢を確認しながら選ぶ。沈まなければ大きい方が低い音がして好みかな?。

大体こんな感じ。思ったより前傾にならない。そんなわけでガン玉は1.3gにした。塗装やらディピングやらでどうせ重くなるし。


縫合


腹がまっぷたつじゃ話にならないので、縫合。

こんな感じで中に玉を入れて、針金で縫合するために、上下に1mmの穴をあける。

そして、0.9mmの針金でカスガイチックに上下を連結する。この長さ合わせがなかなか難しい。。

エポキシで隙間を埋めて生地としては完成。動きがわからんので、一回ディップングしてこのままテストする。で、一応テストで3本釣った。この時は見ての通り、ラトルが入っている方を後ろにした。思っていたより振り幅が少ない。でも釣れるけど。。音は・・ちょっと小さいけど、まぁまぁ。コトコト音がする。


塗装


 釣れてるからこのままでも良いんだけど・・一応塗装しようかなと。でもいいアイデアが無いのでとりあえずアルミを張ることにする。

まずは、ヤスリで模様を付ける。・・・落としてぐちゃった。。

ぐちゃってるのも面白いかもと、更にぐちゃってみた。

で、貼付けた。さて、ここで、前回のテスト時に振り幅が少なかったことが気になってきた。ラトルを入っている方を頭にした方が良いのではないかと。ラトルがアクセントと成って頭を叩くので、振り幅が増えるのではなかろうかと。でも頭が沈んでしまって機能しないのでは意味が無い。センターぶぶをつまんでバランスを取ってみると、どうやら、削った木の重さと中のシンカーの重さはほぼ同じっぽい。この状態でちょっと川に行ってテストしてみたが、ラトルを頭側にした方が動かし易い。

そんな訳で完成。。。一体なんなんでしょうこれ。トップウォーターなので、上から太陽が当たるから下から見ると真っ黒。まぁ干渉があるのである程度は周り込むけど。そんな訳で色は大して意味がいない。人間の見た目だけだ。リアル系にしたい気もしたのだが、この形状でリアルにしても仕方ないし。。とりあえず、夏なので赤!。と塗ってみた物の、うーん今一。目玉付けてえら付けてみよう・・。とこんな感じ。。。センスないorz。良いんだよもう釣果上がってるんだし。。



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