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無用の長物汚名返上!

 無用の長物との汚名をつけられた、ブルーダーのグリップ。これに、Fujiのバランサー(700円のやつ)をくっつけて汚名を返上しよう!。

 なんでこんなことやっているかというと、1本トップ用の軟らかめのベイトロッドを買おうと思っていたのだが、ウィンカーの故障による修理代、タイヤパンクによる修理代(1本交換)、エンジン電子制御警告灯点灯による修理代により、金がなくなった(おまけにお仕事窓際状態により残業代0)ため、眠っていたArmsStickを復活させようとしたためである。

 また、フローターで使っているパームスEDGEのEGS-562は、グリップエンドが短く、重心がかなりティップ側にあるため、2日使ってると手首が痛い!。これが少しでも解消されれば700円の価値有りでしょう。


STEP0:ブルーダーのグリップとFujiのバランサー

とはいっても、ブルーダーのグリップはFuji製なので両方Fujiです。でも実はこのバランサーはTIFAのノリーズアウトバックについてたやつです。Fujiのバランサーを買ってきたけど、折れたアウトバックが有るのに気がついて、そのバランサーを使いました。結果的に、ArmsStickのブランクスにブルーダーのグリップ、アウトバックのバランサーって組み合わせです。怪しくていいでしょ。

STEP1:グリップエンドを削りブランクスを出す

ブランクスの位置が分からないのと、そのまま後ろにバランサーを付けたのでは、長過ぎるのでちょっと短くしようという意図もあり、5mm位切った。右側に見えるやつが切った残骸。後ろからほじくって、ブランクスの終わりがどこにあるか計ったため、まん中に穴が開いてる。
※EGGEやG-loomisなどのロッドは、グリップエンドにゴムのキャップがついているため、コルクとゴムキャップの間をカッターでぐりぐりやってしまえばすぐにブランクスむき出し状態になる。そして、ブランクスにコルクテープなどを巻いてバランサーの内径にあわせれば良いが、このグリップはそういう構造ではない。GWで暇なので、グリップのコルクから削り出すことにした。どちらかと言えばEGGEの方が簡単。。。

STEP2:バランサーの内径にあわせるように削る

バランサーの深さが8mm位なので、6,7mm削る。残りの1,2mmはエポキシ樹脂で埋めるからいい。それよりも、削り過ぎてバランサーとグリップの間に隙間が空く方がいやでしょ。カッターで1周まわして、この写真で右側からサクサクとカッターの刃を入れれば簡単に削れる。内径は現物合わせ。

STEP4:ひたすら削る!。

削り終わった後です。大体これくらい。ま、手もとにコルクテープが用意してあれば、全部削っちゃって、コルクのテープを1周巻いた方が早いね。でも、EGS-562の加工で使っちゃったからないのよね。

STEP5:バランサーのまん中のプラスチックの部分を折る

上の写真からも分かるように、このグリップはブランクスのお尻が固めてあって、穴が開いてない。バランサーそのままだと当然あたっちゃってはまらないので折る。折ったら、オモリをとめるネジがでてきちゃった(^^;。最後に固める時にネジまで固定しないようにするためのガードもかねてたみたいだな。でももう遅い。このネジを固めないように気をつけよう。。

STEP6:ブランクスのお尻の樹脂を削る

バランサーのまん中を折ってそのままつける予定だったんだが、ネジがあってそのままつかないため、樹脂を削ることにした。先の尖った物でがつがつやれば削れる。3,4mm削ればいいかな。

STEP7:装着!

アウトバックのマークが見える(^^。グリップの方が少し太いため太さが合わないが、ま、実用上問題なし。でも、GWで暇だから削る(^^;。もともと、このグリップはお尻のほうが少し太くなっているため、グリップのまん中から真直ぐに削るとちょうど良い太さになる。紙やすりでクルクル削れば、そんなに時間はかからない。。。

STEP8:削って装着!

大体こんな感じ、使ってたグリップだから、きれいな部分とよごれてる部分に色の差が出てしまうが、後で洗剤で洗えば分からなくなる。つかってればすぐによごれるし。。

STEP9:エポキシ接着剤で固定

接着剤はバランサーの筒の内側に適量を塗る。さっきのネジの話があるので、あまり付け過ぎると、ネジが動かなくなり、オモリの量を調整できなくなってしまう。ただ、コルクの隙間はうめなければならないため、そのくらいの適量を。。なんでエポキシなのかというと、2液の接着剤は化学反応で固まるため。厚さがあっても固まる。パテ的につかえるってこと。それと、縦の衝撃にはつよいが横の衝撃に弱いものや、逆のもの、固まった後の堅さが柔らかいものや堅いものがあり、このエポキシ接着剤は縦横、どちらにもそれなりに強く、粘性があるためコルクに染み込まず、それなりの硬度が得られる。他にいいのがあったら教えてくれ。これだと少し重い気がする。。

STEP10:完成

残念ながら、肝心のバランサー部分がうまく写ってない。。。俺の手もつらそう。。

おまけ

EGS-562に付けたFujiのバランサー、グリップエンドにはFujiのマークが入っているが、せっかくなのでパームスのヤシの木のマークを移植した。一見分からないと思う。良く見ると、ちょっと黒い部分が多いから「おや?」となるけどね。ただ、残念なことにピンぼけ(^^;;。あとで写真だけ取り直すよ。。。

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