やっぱ冬はワカサギでしょ！。

　海釣りに続いて、ワカサギ。１０月とはいえ関東は１１月中旬の気温という少々冷えた時期、１０月１日解禁のワカサギも結構釣れているらしいとのことで、いざ河口湖へ。2004年の河口湖のワカサギは豊漁でサイズだでかいとのこと。まぁワカサギ慣れしてるわけじゃないから、食える分だけ釣れれば良い。

道具

仕掛け

　仕掛けはこんなカンジ。ソフトなティップのバスロッドにスピニングリールで、上州屋で買って来たワカサギ仕掛けを付けるだけ。この時使ったのは2.5号の袖針が付いたやつ。今回の河口湖はサイズがでかかったのでこれで問題なしだが、サイズが小さい場合２号の秋田狐針の方がおそらく食いは良い。

餌

　餌は赤ムシ。ワカサギっていうとサシっていうのが普通な感じするけど、山中湖の釣果を調べてた時に赤ムシの方が釣果が良いという話があったので今回も赤ムシ。１０gで１５０円かな？。小学校の机の足につけるゴムの滑り止めがあるでしょ、あれにいっぱいで１５０円。普通１つで足りるけど、何百匹も釣る場合は足らんかも。

ほい、せっかくだから赤ムシの動画をどうぞ。赤ムシって何の幼虫なんだろうと調べてみたらユスリカの幼虫だった。フライフィッシングで良く出てくるあれだ。夏の夜自動販売機や該当にたむろしてて、「んーーー」って鼻を鳴らすと回りに寄ってくるあれだ。

釣り方

　まず、ワカサギの群れを探す。魚探で探しながらそこで釣るのが一番だけど、一番簡単なのはワカサギ釣りをしてる人たちの集団を見つけること（笑）。今回はここ（下の赤丸のところ）にボートの集団を見つけたのでエレキでばしゃばしゃと忍び寄る。魚探の電池が切れたってのもあるけど。

　棚はほぼベタ底。赤ムシを付けてスーと落とすと食ったー！フッキングー！！。・・・いやいや、バスの癖が。

　普通ワカサギってものすごく穂先が柔らかい竿でやるんだけど、バスロッドを流用してるから多少はじいてるね。あたりがあっても針に乗らないことも結構ある。なるべく食い込みの良いロッドを使った方が良さそう。穴釣りでなくボート釣りの場合6ftくらいあるロッドの方が楽。仕掛けの長さが結構あるから、それなりの長さがないと手でたぐるはめになる。

釣果

　２時半くらいまで釣って、二人で７５匹。去年山中湖で１回経験積みの俺は49匹。今年初挑戦のテヅは26匹。１回の経験の差は結構あるね。たまにはバス以外の魚釣りもいいね。どうやったら釣れるのか色々考えるし。今回釣ったエリアは水深が９mくらい。漁協のマップでは8mになってるけど、台風で増水してるから9mくらいあるみたい。ワカサギは寒さが増すに従って群れが大きくなるらしいんで、そういう時こそ群れが集まっているところに行かないと釣れない。で春が近づくとシャローに浮いて来て卵を生む。生んだ後弱ったワカサギをバスが食いにくると。山上湖の一連の流れだね、きっと。

　小さいクーラーボックスに冷媒を入れておけば、かなり冷えたまま家まで持ち帰れる。たくさん釣る場合はでかいクーラーボックスでもいいかもしれないけど、邪魔。１００匹釣れたって30cmx20cmくらいのペットボトルサイズのクーラーボックスで充分だと思う。真夏のバス釣りの時はペットボトル冷やし用クーラーに早変わりだ、魚臭い？、気にするな。釣りにいって魚臭いのは良いことだ。

　しかし、まぁ、K1ミノーみたいだな・・・。

料理する

　釣って来たら食うでしょ。釣りの基本はキャッチ&イートだ。75いるが、２人で全部食う。予定では唐揚げとフライだったが、調理してる最中でめんどくさくなったので全部唐揚げ。

ワカサギの唐揚げの作り方

　「男の料理はワイルドに」がTenUpの合い言葉。適当に食えれば良い。まずはらわたを取る。小さければそのまま唐揚げでも良いんだが、ちょっと大きめだし、苦いのも嫌なんで一応取っとく。とったら唐揚げの用意。

　唐揚げにするために、以下の物を用意する。

• サラダ油
• 小麦粉
• 塩
• 唐揚げができる鍋
• キッチンペーパー
• ボウルとか皿とか

　軽く塩を降って、小麦粉にまぶす。でもって適当に熱くなった油に入れるだけ。小麦粉にまぶした後に卵にくぐらせてパン粉を付ければフライになる。．．．多分あってると思う。

　んで、浮いていて良い色になって来たら出来上がり。

食うぞ

　75匹でこんなにあるぜ。これだけだと飽きるので冷や奴も用意した。程よく食うには一人３０匹くらいで、他のおかずを少々ってくらいがちょうどいいね。かりっと上げて頭からばりばりと食うぜ。うまいぜ。味が薄かったら塩でもかけようかと思ったが、このままで充分うまかった。やっぱ新鮮な魚は違うね。